まわりのひとびと

気になる周囲の人々のこと。時々、脱線。

カラコン

バブル時代、トレンディドラマに出まくっていた俳優、三上博史が今期の深夜ドラマに出ている。

お久しぶりだ!

 

でも気になる。

三上博史の目…

カラコンっていうの?

ディファインっていうの?

あれが気になってストーリーが頭に入ってこない

三上博史がアップになるたび、顔全体の表情じゃなくて目だけに視線がいってしまう

そもそも、50代の男の人がカラコンするんだってことが驚き 

若い女の子だけの特権かと思ってた

 

カラコンって目が死んでて怖いんだよ

確かに黒目がちにはなって何割増しか可愛くなってる錯覚を起こすけど、それを上回るほど不自然この上ないってこと、付けてる本人わかってるのかな?

 

周りの方々、言いづらいかもしれないけど指摘してあげて下さい。

 

 

ドラマ「神の舌をもつ男」

  大好きな佐藤二朗がでる堤幸彦ドラマということで、とても楽しみにしていたドラマだったが、今のところガッカリしている。

 外出していて観落とさないように、録画予約もしているがつまらない。なんでだろう…木村文乃がコメディエンヌの才能がない。過去の堤幸彦作品のヒロイン、中谷美紀仲間由紀恵戸田恵梨香は役にハマって、演出されたキャラクターが立っていた。それぞれの不思議ちゃんキャラがしっかりと作られていた。もちろんそれを求められて演じることができる女優さんの力もさすがだ。

 堤監督の腕が鈍ったのか?木村文乃をキャスティングしたのが失敗だったのか?木村文乃の力不足だったのか?脚本が悪いのか?変顔もするし、いつもより突き抜けて、頑張って演技しているのはよくわかるのだが、どう動いても、何を言っても面白くないというのはコメディサスペンスドラマ(そんなジャンルで合ってる?)としては致命傷だ。

 

 向井理はどうだろう?コメディ要素のない役どころだから仕方ないけど、もう少しかっこいい部分を捨てて端々でダサいところを見せたらもっといいのに…メガネをかけても、ふんどし姿になっても、やはり、どこかしらにイケメンの要素が見え隠れしてしまっている。イケメンは隠し切れないものなのか…いや、阿部寛はイケメンだけど笑えた。

 

 そして佐藤二朗。彼の良さを全く打ち消していてとてもザンネン。どのドラマも同じじゃつまらないと意表を突いた役であるのは理解できるので、まさかの、唯一まともな事を言う男というのもよいと思うのだが、他の2人にコメディセンスがなく面白くないので、淡々とまともなツッコミをするという面白さが際立っていない。

 

仲間由紀恵戸田恵梨香も他の役のときに特にいい!と感じたことがないけれど「トリック」と「SPEC」でのコメディエンヌぶりは好きだった。堤監督はそういうものを引き出す才能があるんだと思っていたのだが…演出しきれない場合もあるのですね。

 

その俳優さんの良さをいかしきれていない監督のせいなのか?

与えられた役を演じきれない力不足の俳優のせいなのか?

 

毎回のゲスト出演者は秀逸でこれぞ堤幸彦ドラマ!と思う人ばかり。

そこには救われている。

 

 

 

 

ドラマ「時をかける少女」

オリンピックと重なるように夏のドラマが始まって数話が終わった。1話2話我慢して、この先面白くなることを期待して3話…といろんなドラマを観ているが、1話から最終回まで観続けられるものが少なく、面白くなくて観るのを止めてしまうドラマがほとんどだ。

 

時をかける少女」は何度となく映像化、アニメ化されてとてもハードルの高い題材だと思ったが、気になる人が3,4人関わっている作品なので5話すべて観た。感想としてはただただ竹内涼真の爽やかさを確認するドラマだった。菊池風磨は夏を感じる爽やかな学園ドラマに相応しくなかった。別の俳優がキャスティングされていたらもっと切ないキラキラしたものが増していたような気がする。

なんだろう…ジャニーズ特有の、『若いのに新鮮味のない俗っぽい空気』がこのドラマに合わなかった。彼が悪いわけではない。イヤ、このドラマにおいては合わないのだけれど、どんな作品にしてもジャニーズの誰かが主役となるとその人有りきになってしまって、良い時と悪い時がある。ジャニーズとしてのイメージやキャラが際立ってしまって、観ている方がその役に入り込めないという難点がある。

 

 オリンピックによって5話と変則的なドラマだったけれど、グダグダと中だるみするエピソードをやるよりもギュッとつまってよかったと思う、

 

 

タクシーのおじさん

 学生時代、住んでいた場所と大学の中間地点でアルバイトをしていた。夜遅く、バイトが終わり家に帰ると、どうやら家の鍵をバイト先のロッカーに置いてきてしまったようで部屋に入ることができない。仕方なく、タクシーで、10分くらいのバイト先に戻ることにした。

 タクシーの運転手さんにも寡黙な人とおしゃべりな人といるが、めったにタクシーに乗らないわたしは、たまに乗ったタクシーの運転手さんがお話し好きなら相手になる。その晩のおじさんもそうであった。家の鍵をバイト先に取りに戻るということを世間話のつもりで話したと思うのだが、降りる時にその運転手のおじさんは
「待っててあげるよ」と言った。
それは怖い。夜は遅いし、1人暮らしであることが知られている。降りた地点で家の位置も知られてしまう。(拾う時はわからなかっただろうけど)
「大丈夫です」と断って店に駆け込み、しばらく時間をつぶしてバイト仲間が終わるまで待ち、送ってもらった。

夜中の客確保のセールトークだったのかもしれないが、大昔のいたいけな女子大生には怖かった。

移動する男

地下鉄に乗った時のこと
車内は空いていて、座っている人が3割、4割くらい

とある駅から乗ってきた、少し冴えない私服の20代の青年
左どなりの人とひとつ席を空けて座っていたわたしと、その女性の間に座った。
車内はすいていたので、わたしの右側3、4人分は空いている。席に余裕があるのに他人3人が固まって座っているのも狭いかと思って、わたしはひとつ右側に席を移った。
恩着せがましいわけではないが、ゆったりと座れるように、となりの青年のためでもあったのだが、彼はすっと立ってすぐ向かいの席に移動してしまった。
あら?何か気を悪くしたかな?
向かいの席に移動した彼を観察してみると女性の間に挟まれている。
狭いところが好きなのか?
次の駅で彼のとなりの女性が降りて空席になった途端、彼もすぐ降りる。
不思議に思ってずっとホームを歩く彼を目で追うと、なんと、となりの車両にまた乗ってどこかに座ったようだ。

この不思議な行動をする彼を勝手に分析するに、彼は女性ふたりに挟まれて座ることだけを目的に地下鉄に乗っていたように思われる。わたしの横に座った時も向かいの席に移った時も、モゾモゾしたり手が変な動きをしたり、などということはなかったから、ただただ挟まれて座りたかったのだろう。気を利かせて席を空けたり、となりの人が目的地で降りたりすると移動して最適の場所を選ぶのだ。     地味だけどキモい。

 そして今日もそこそこの乗車率のどこかの地下鉄では彼が車両から車両を渡り歩いて彼にとって最適の場所に座っているのだろう。
 

不動産屋の男

 大学2年で寮を出てひとり暮らしをする時に、先にひとり暮らしをしていた友達に紹介してもらった不動産屋で住まいを探した。
 無事に住まいを見つけ、家具を入れて引越しも終えたある日、不動産屋の担当者(20代)が確認に来た。今思えば、契約が終了し鍵を受け取った時点でモロモロのことは終わったはずだから、担当者が物件に来る必要はない。
 彼は玄関先で事務的な話をして、帰る時に
「よかったら、つきあってください」
と言った。
 全くそんな目で一瞬も見たことがなかったので、もちろんゴメンナサイをした。
 昔の話だが、今の時代個人情報保護法で守られていることを考えれば、完全にアウトな行為だ。不動産屋は、わたしの本名も住所も知っていてスペアキーも会社で持っている。
 その当時いたいけな?19の女子大生だったわたしは、しばらくは怖かった。ストーカーの要素のないような人に見えたから何もなかったが、悪い人だったらと考えると恐ろしい。ただ、彼は1つの出会いとして単純に一目惚れをしてくれただけなのだと思う。

個人情報を安易に手に入れることができる職種に就いている人はそういうことはしないだろうという性善説の元に、人びとは暮らしている。
まさかそんなことしないよね?と信じるしかないのだ。

勘違い男

小学6年生の時に好きだった男子。
バカがつくくらい真面目なコだった。
真面目すぎて、告白したら「まだ、早い」って断られた。
いや、別にイヤらしい付き合いなんて求めてねーし。むしろイヤだわ。
お話したり、交換日記できたりすれば充分だったんだが。
なのに、僕たちまだ早いって言われた。笑

同じ中学に進み、
恋に恋するわたしはすぐに別のコに恋をした。
生真面目ボーイとは気まずくもならず、普通に同級生として卒業。

違う高校に通いその間連絡も取らず、
卒業後、わたしは実家から離れた大学生に。生真面目ボーイは地元で就職。


ある時、長い休みに実家に帰った時に、生真面目ボーイから電話があり、暇を持て余していたわたしは生真面目ボーイの車で遊園地に行った。相変わらずつまらないほど真面目な青年だったが、帰りに大胆な行動に出た。
まだ、日も高い時間にラブホに入ろうとしたのだ。つきあってもいないのに。4年以上も連絡も取り合っていなかったのにだ。

物事をハッキリいう強い女だったわたしが「やめてよ!何考えてんの?」とキレ気味に言うと、「ごめん、女の子はみんなそうして欲しいのかと思って」みたいなことを言う。「アホか、つきあってもいないのにそれはないわ」というと、慌てて自分の話をし始めた。
ついこの前までつきあっていた彼女は、わたしも知っている中学のときの同級生の女の子で、生真面目ボーイが真面目過ぎるあまりに清らかな交際を続け手を出さなかったら「なんでしてくれないの?」と怒ったというのだ。
して欲しかった元カノとつきあってもいない元クラスメートのわたしを一緒にしないで欲しいのだが、生真面目ボーイは女は皆そう望んでいるのだと純粋に思い込んでしまっていた。
そこからは、わたしのお説教タイムだ。無事に家に送り届けてもらうまで、それは続いた。

真面目過ぎるあまりに応用のきかない、かなりの勘違い男とはそれ以来一切連絡も取らなかった。しばらくして実家も引越してしまったので、真面目ボーイも連絡の取りようがなかったはずだ。
まさか、あいつ、わたしが小6のときに告白したのを、19になっても有効だとでも思ったのだろうか?

ありえねぇ