まわりのひとびと

気になる周囲の人々のこと。時々、脱線。

映画館の隣の女

先日「アイアムアヒーロー」を観た。

映画はレデイースデイに1人で観ることが多い。
その日も両側をカップルに挟まれて1人で観ることとなった。
左側のカップルは普通にお行儀のよいふたり。
右側のカップルがハズレであった。カップルというより女。
 
 私のすぐ隣に座ったカップルの彼女の方、ゾンビ慣れしていないのか怖い場面でキャッやらウッやらよく声を出す。感想を映画の途中で彼氏に話したりもする。大泉洋は試写会の時に「どんどん声を出してください」と観客に言ったそうだが、出し過ぎだ。
 背もたれに寄りかかって座っていたかと思うと(これが他の人の通常スタイル)前のめりになったり、時に靴を脱いで膝を抱えて体育座りをしたりを繰り返して本当に落ちつかない。
 そこまでも、ウンザリなのだがもうひとつ気になって仕方がない動作があった。
 
ゾンビが出てくる直前というのは静かに場面が進み、いかにも「そろそろ来るぞ、来るぞ、来るぞ、…ッギャ〜!」という演出がお決まりだが、そうなってくると隣の彼女はなんだかモゾモゾ動いている。
ん?
ん?
気にしないようにしていても目の端に彼女の動きがいちいち入ってくる。
 女は指で両耳を塞いだり離したりバタバタと動かし、声には出さないけどアワワワワと映画の音声が聞こえないようにしているのだ。ゾンビが出てきそうなシーンでは毎回そう。
 
うざいよ、うざい。彼女
 
また、彼氏も注意しないんだよね。
 
一連のことは家でやってください。
DVDでいいんじゃないかな。